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月輪寺 (山口市)[がちりんじ]
月輪寺(がちりんじ、がつりんじ)は、山口県山口市徳地上村にある寺院。文治5年、重源が大政大臣藤原兼実の協力を得て建立したものと伝えられ、山口県内で最古の木造建造物。薬師堂内には薬師如来をはじめ多数の仏像が安置されており、国の重要文化財の指定を受けている〔一般財団法人山口観光コンベンション協会〕。 毎年5月5日が薬師大縁日。 == 歴史 == 徳地町の串村に、聖徳太子の作と言われる観音を本尊とした清涼寺という寺があったが、維持する者がなく朽ち果てたため、寺にあった観音と十二神のみ徳地の島地村に移されたが、それもまた打ち捨てられたままに朽ちていた。12世紀に、焼失した東大寺の再建用材の調達のために当地を訪れた重源がこれを聞きつけ、この地に移し新たに本堂を建立し、当地の得分であり助力者だった藤原兼実の二つ名である「月輪関白」に因んで月輪寺と名付けた〔山口県歴史散歩編修委員会 編『山口県の歴史散歩』山川出版社、2006年、ISBN 463424635x、pp.115-116.〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「月輪寺 (山口市)」の詳細全文を読む
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